ほろ酔い開発日誌

AI企業のエンジニアのブログです。機械学習、Web開発の技術的お話、ビジネスチックなお話、日常のお役立ち情報など雑多な内容でお送りします。

Tensorflow run() vs eval() と InteractiveSession() vs Session()

はじめに

Tensorflowを使う際にコードによって若干の違いが見られたのでその点を理解しておきたいと思います。

  • run() と eval()
  • InteractiveSession() と Session()

この2点に違いについて説明します。

run() vs eval()

例えば、以下のような簡単なMLPの実装の一部を見て下さい。

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RNNやWord2Vec関連のリンクの備忘録

RNN概要

LSTMについての説明が中心。 RNNのRがrecurrentの頭文字であることからも表されるように、RNNは同じネットワークを繰り返して前のネットワークで学習した結果の一部を後続のネットワークに渡すようなことをしています。それは前のネットワークの情報も現在のネットワークで使えるからいいよねって話なのですが、場合によっては直前の情報だけじゃなくて結構前のネットワークの情報も使いたいわけです。それをいい感じにやってくれるのがLSTMというわけです。以下の記事がこのあたりの説明をもっとちゃんと、詳しくしてくれてる記事です。 最近のアテンションというやつについても機会があればまとめたいところです。

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【Swift3】ニュースアプリ風の横スクロールメニューバーライブラリ3つの検討

ニュースアプリのメニューバーを実装したくなったので、ライブラリを検討してみました。 イメージとしては以下のGunosyのメニューのようにスライドしてジャンルを切り替えるようなものです。

f:id:seishin55:20170131112756p:plain:w300

調べた結果良さそうだと感じたものは下記です。

  • PageMenu
  • PagingMenuController
  • TabPageViewController
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MacでディープラーニングのためにGPUを使いたかった話

ディープラーニングをするときは処理速度を上げるためにGPUを使いたいです。GPUを使わないとなれば、大きなデータセットは扱いたくはないです。この前、CPUでやろうとして3日くらいかかった(途中で諦めた笑)やつもGPUだったらどれだけ楽になったことか。

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Kaggle 「Allstate Claims Severity」を終えての振り返りと整理

約1ヶ月程の期間ちょこちょこ時間を使って、データ分析・データモデリングのコンペのプラットフォームであるKaggleで Allstate Claims Severityというコンペに挑戦しました。

www.kaggle.com

このようなコンペははじめてで学びだらけでした。今回の復習をして今後に活かしていきたいと思うところです。

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XGBoostをPythonで動かす on Mac

XGBoostは、Gradient Boostingのframeworkを提供してくれるライブラリです。Gradient Boostingは決定木のような弱学習機をアンサンブルする形態のモデルを生み出します。

高い精度が期待出来るためコンペでもよく登場するライブラリです。Deep Leaningより気軽に使えるところも嬉しいです。

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