はじめに
普段から記事を書くことは多いのですが、アウトプット先を複数抱えており、投稿先を自分の中で整理したいと思いました。結論として少し冬眠していたこのblogをアクティブにしようとする宣言の意味も大きいのですが、それと同時にアウトプット先について考えたこともまとめておこうというのがこの記事の趣旨です。
エンジニアが記事を書くことについて
最近では、エンジニアは積極的にアウトプットしたほうがいいという論調の文章を見かける機会も増えたような気もしますし、Youtuberをはじめとしたインフルエンサーの波をエンジニアも受けたのか、文章としてのアウトプットにとどまらず、動画の配信やインフルエンサー化する方もいらっしゃいます。私自身、3、4年くらい各所で記事を公開していまして、QiitaのContributionも現段階で7000を超えています。それによって、恩恵を受けるところもあり、アウトプットをすることはよいという立場にいます。最近はnoteでも記事を書いてみて、思うところもあり、blogに戻ってきたというところです。
各媒体の利点と欠点
私がアウトプット先として考える、Qiita、note、blogの3つの利点と欠点を下記に書きます。
サービス名 | 利点 | 欠点 |
---|---|---|
Qiita | 記事が書きやすい。ユーザーが多いのでよく見られる。SEO強い(個人的感覚)。エンジニア記事のスタンダードな位置を確立している。いいね、によるモチベーション。 | 金銭的なインセンティブは基本的にはない。あまり個人の名前が強くでない。 |
note | 記事の内容をエンジニアリングに限定する必要がない。有料記事にできる。エンジニア以外の人にも抵抗感がない。 | 技術記事が書きにくいエディタ。バズらないとあまり見られない。SEOはQiita程強くない印象。 |
blog | 個人の名前が強く出る。広告が出せる。自由度が高い。 | プラットフォーム性が弱いため、ある程度ちゃんとした記事が書けないと全然見られない。 |
記事を書く目的
記事を書くことの意味は個人的には、
- やったことのログ。(個人的に後で見直すため)
- 誰かの役に立つ。(承認欲求も含む)
- 個人のブランディング
- 金銭的なプラス
1. やったことのログ
最初に記事を書き始めたときは、自分のやったことをメモするために記事を書きました。見る人のことをあまり考えているわけではなかったのでいい記事ではなかったですが、当時インターンしていた会社の人に「記事に書いてみて」と言われたのでとりあえず書いたのがはじまりでした。また、今でも作業するときに困ったときは自分の記事を参照することが多いです。誰かが見ているという程よいプレッシャーにより見やすい記事になるので、未来の自分に分かりやすくまとめることになります。
2. 誰かの役に立つ
せっかく記事にまとめるなら、他の人にも共有したほうが全体としてプラスです。自分が困ったこと、気になったことは他の人も同じ用に困ってる人、気になっている人はいるはずです。また、「いいね」のような他者からのリアクションは承認欲求を満たしてくれ、モチベーションに繋がります。
3. 個人のブランディング
アウトプットをしていると各所から色々なお声がかかります。採用関係が多いですが、「Qiitaを見ました!」と言われて声がかかることが多いです。また、最近では「論文見ました!」もありました。積極的なアウトプットをしているとエンジニアとしてポイントが高くなるようなのでおすすめです。思うに、エンジニアを測るのに適切な定量化は難しく、リファラル採用でない限り、どうしてもアウトプットをベースにみる傾向にある気がします。転職の可能性が高い業種、時代でもあるので、その点高めていて損はないはずです。また、人気記事になると実力はさておきすごいエンジニアっぽく見られるのも良いです。
4. 金銭的なプラス
せっかく記事を書くなら、多少なりともお金になると嬉しいです。ブログであれば広告(場合によってはアフェリエイト)、noteなら有料記事にすれば、お金が入ります。記事を書くモチベーション、ひいては、エンジニアリングのモチベーションになるかもしれません。
今後の方針
各媒体の利点と欠点、記事を書く目的を合わせて今後の方針を考えます。
- まとまった内容の技術的な記事はこのblogで書きます。
- 技術よりも大きな枠になりそうなこと、一般向けのPRになりそうなことはnoteに書きます。有料にしたい内容が出た場合もnoteに書きます。
- 技術のtipsのようなまとまった量がないものはQIitaに書きます。
内容はDeep Learningを中心とした機械学習的内容を書こうかなと思っています。また、Web系の技術的内容も書くと思います。その他もそのうち書きます。モチベーションになるので、「読者になる」で読者になってください笑 (ブックマークも笑)
まとめ
結局、自分の目的に合わせて使い分けることが大切かと思います。ただし、はじめて記事を書くような方は見られる可能性の高く、書きやすい(Markdownを知らなければ覚える)QIitaからはじめてみるのをおすすめします。